ゲイバー

店子として2022年の振り返りと2023年の抱負

こんばんは。少しブログの投稿間隔が空き年を越してしましたが、せっかくの節目のタイミングなので、店子としての昨年の振り返りと今年の抱負について述べたいと思います。

2022年の振り返り

昨年はゲイバーの店子を始めたことで、自分にとって大きな変化の年となりました。

もともとは家の近くのゲイバーで客としてお酒を飲むようになったことがきっかけだったのですが、とあるお店で隣の席に座ったお客さんから「店子を探しているお店があるんだけど、興味ない?」と誘われたことで、今働いているお店を知ることになりました。

そのため、客として一度も行ったことがないお店に、店子として働く前提で紹介してもらったため、実際に行くまでは戸惑いは大きかったです。

ただ、行ってみないことには始まらないので、一度実際にお店に行き、マスターと話をしました。
お店の印象は良かったのですが、行ってからも迷う要素はいくつかありました。

店子の経験がないのにいきなり一人営業のお店で働けるのか、いくつもあるゲイバーの中で本当にこのお店でいいのか、
など考えたら色々な不安が思い浮かんできました。

でも実はお誘いを受ける前からゲイバーで働いてみたいという思いがありました。

また考えすぎると動けなくなる気がしたので、最終的にはマスターの人柄と一度お店に行ったときの直感で「このお店なら楽しく働けそう」と思ったため、オファーを受けさせてもらうことにしました。

初めての経験であったため、「上手くいかなかったらやめればいい」くらいの気持ちで始めたのですが、お客さんに来てもらって楽しんでもらえると嬉しいし、色々なお店のマスターや店子さんが来店してくださったり、仲良くなったお客さんからの紹介で新しいゲイバーとの繋がりが格段に増えたりと、新しい出会いが増えたことで自分の人生がとても充実し始めました。そのため、今のところやめたいと思ったことはないです。

もちろん上手く接客できなかったなと反省したり、お客さんにちゃんと楽しんでもらえたかなと不安になったりすることはあるのですが、それでもその反省を活かして次に進んでいきたいと思うことができているので、ポジティブな気持ちで仕事に取り組むことができています。

2022年は自分にとって本当に貴重な経験をするチャンスを与えてもらった年になったと感じています。
今年出会ったみなさんに感謝しつつ、この出会いと関係性をこれからも大切にしていきたいです。

2023年の抱負

なんだかんだお店に入ってから半年ほど経つので、2023年はもっと成長していきたいなと感じています。

年末年始とたくさんのお客さんにご来店いただいたのですが、難しく感じたのが、まったく別々の個人のお客さんがたくさんいらっしゃったときにどう対応するかということ。

1対1や1対2くらいであれば、お客さんの近況や話したいことを聞くだけでも、話す方は自分に興味を持ってもらうことである程度心地よく感じてくれるのですが、相手が複数の場合はそういうわけにもいきません。誰か一人に話しかけてもお客さん同士が互いに興味を持っていない場合、残りのお客さんはつまらないと感じてしまう可能性が高いです。

なので僕の次のステップとしては「自分を中心に盛り上がる会話ができるようになること」が必要だと考えています。

僕は自分のことをたくさん話すのは恐れ多く感じてしまい、お客さんに話してもらう方がきっと心地よくなってくれると思っていましたが、バックグラウンドの異なるお客さんがいる場面では、自分の話をすることでそれが皆さんにとっての共通の話題となり、場を盛り上げることができるのではないかと思うようになりました。

自分のことを話すのは恐い部分もあります。

つまらないと思われるかもしれない、興味を持ってもらえないかもしれない。そんな不安はあります。
ただ、無難で失礼のない営業にとどまらず、「楽しい」と思ってもらうためにはそういう努力も必要だと感じています。

不安ではありますが、今年は少しずつ自分の殻を破っていけたらいいなと思います。

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