こんにちは。お久しぶりです。
色々なことでバタバタしておりブログの更新がだいぶ疎かになっておりましたが、やはり普段考えていることを文字にまとめたいと思い、再開することにしました。
ブログを書いてなかった間何をしていたかについては、また改めて書こうと思います。
登山に誘われて
先日10月の上旬に、お世話になっている方に誘っていただき、日光男体山に登山に行ってきました。
山と言えば高尾山にロープウェイで登り途中からハイキングしたことがあるくらいで、登山らしい登山は初めてでした。
もともと登山に興味はあったものの周りに詳しい人がいなかったため、どの山がいいかとか、何を準備したらいいかとかがわからず一歩踏み出せずにいました。
普段から山に登っている方に誘ってもらったことは登山に挑戦する良いチャンスだと思い、二つ返事で参加の意向を伝えました。
ところが、ネットで調べてみると「初心者向けではない」との情報がちらほら。
段々と心配になり、事前の準備は入念に行いました。
一緒に行く方から、リュックや服装は持っているものでも良いが、できれば登靴だけは準備した方が良いと聞いたので
アウトドア専門店で店員さんのアドバイスを受けて2万円程の靴を購入しました。
登山靴が何なのかもわかっていなかったのですが、履かせてもらい練習用の傾斜の道を歩かせてもらうと
たしかにすごく滑りそうな下り坂でもしっかりブレーキ(?)が効いて安全に歩くことができそうな感じがしました。
その他、登山靴用のソックスや速乾性のTシャツ、キャップ等を購入しました。
登山グッツを揃えてからは体力面の心配もあったため、ジムのランニングマシンで傾斜をつけて走るトレーニングなどを行いました。
できる限りの準備はしましたが、他の人の足を引っ張らずに登れるか心配で前日はそわそわしながら眠りにつきました。
初めての登山
当日は朝5:30に都内のレンタカー屋さんの前に集合し、僕も含めて6人で車で男体山の麓まで向かいました。
9時過ぎに着いた段階では天気予報通り晴れており、中禅寺湖がとても綺麗に見えました。
湖の周りには観光する場所もありそうだったので、山に登らなくても楽しめるのではないかと思ってしまいました。
本当はもう少しゆっくりこの景色を眺めていたかったのですが、早めに登り始めないと帰りが暗くなってしまうので、
麓の神社のような場所で入山料¥1,000を払い、すぐに登り始めました。
登り始めから急な階段が続き、その後も思った以上に急な斜面が続いていたので最後まで体力が持つか心配でした。
しかし出だしに関しては、自分の体も思った以上に元気で、登山経験者から遅れることなく息を切らすこともなくスムーズに登ることができました。
案外行けるかもと思い、嬉しかったのですが調子に乗って後でバテてしまっては迷惑をかけてしまうと思い、会話も控えめに体力を温存しながら順調に登っていきました。
道中では山の高いところから中禅寺湖を眺めることができ、とても癒されました。
また高くなるに連れて気温も下がり、紅葉している木もあり自然を肌で感じることができリフレッシュできました。
一方で急な斜面は延々と続きます。段々と岩や木に捕まらないとあぶないような場所も出てきてと途中からは軍手を装着しました。
また気温もどんどん下がっていき、最後の方は上着も装着しました。
8合目、9合目あたりからは会話もだいぶ減ってきましたが、あと少しで山頂からの景色が見れるという希望を胸に体力を振り絞り、開始から3時間強でなんとか登り切りました。
全員脱落することなく山頂まで辿り着くことができたのですが、雲が出てきてしまい山頂からの中禅寺湖は眺めることができませんでした。
誘ってくれた方からは「登山の醍醐味である山頂からの景色を見せてあげたかった」と言われたのですが、
僕としては初登山で無事に登り切ることができた達成感で満たされていたので、充実した気分でした。
山頂はとても寒かったので、お湯を沸かして食べたカップラーメンがとても美味しかったです。
山頂で休憩して記念撮影をしてから山を下り始めました。
下りに関しては使うエネルギーは少ないですが、滑らないように気をつけながら歩かなければいけなかったので、
太ももの筋肉がとても疲れました。
来た道と同じ道で戻ったのですが、高いところから眺めるとよくこんな場所を登ったなあと改めて感慨深かったです。
無事暗くなる前に麓まで降りてからは近くの温泉で汗を流し、東京に戻ってみんなでお酒を飲んで解散しました。
当日の夜は気持ちよくぐっすり眠ることができました。
終えてみた感想
往復6時間歩いたのに対して山頂でゆっくりした時間は1時間もなかったので、大変だったことの方が多かったはずなのですが、
終わってみると、みんなと話しながら登った楽しかった記憶や無事登ることができた達成感など良い記憶だけが思い出として残りました。
新しいことに挑戦するのは面倒に感じてしまうのですが、人との繋がりをきっかけに若いうちに色々なことにチャレンジすることで、人生の楽しみ方の幅を広げることができると改めて感じました。
登山に関してもまた機会があれば挑戦してみたいと思っています。