自己紹介

お金を貯めることの意義

今回も本を読んで感じたことを投稿します。

今回読んだ本はInstagram などのSNSを中心に活躍されている「なにおれ」さんが書いた
「31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。」です。

※本の扱いが雑で表紙が汚くてすみません

本書の概要

大手企業で働いていた著者はストレスが原因で会社を辞めた際、
1ヶ月の有休消化期間に好きな時間に起きて、好きなことをして、好きな時間に寝るといった生活をして
やりたくないことをやらない生活にとても心地よさを感じます。

「やりたくないことにしがみつくしか選択肢がない状態」こそが生きづらさの正体であると気づき、
生活にかかるお金が少なくなればなるほど、暮らしが質素になればなるほど、選べる仕事や働き方の選択肢が広がるという考えに至ります。

そのために重要なのが以下の3点であると説いています

  1. 生活自給スキルを磨くこと
  2. やりたくない仕事以外でお金を稼げるようになること
  3. お金を貯めること

以下本文では、それぞれの項目を実現するためのやるべきことや考え方が書かれています。

全体的にとても面白く是非真似したいなという内容だったのですが、
僕が特に今までの自分になかった考え方を教えてもらえたのが、3番目の項目であるお金を貯めることについてです。

お金を貯めることの意義

本文の中に

蓄えたお金は墓場まで持っていく

という項目があり、とても衝撃を受けました。

「お金を持っていれば
やりたいと思ったことにいつでも挑戦できる。やりたくないことからいつでも逃げられる。
お金持ちはそういった選択肢を持っているから豊かなのだ」
と。

つまり、お金を持っている間はずっと自分らしく生きるための選択肢を持ち続ける状態になるから
1億円でも2億円でも墓場まで持っていけばいい

と考えているそうです。

僕はゲイだからこそ子供もできないし、お金を使わずに貯め込んで死ぬことは大きなリスクだと考えていました。
だから、働きすぎて楽しめないまま死んだらもったいないという考え方から、今のようにパートタイムで働き始めたというのも事実です。

一方で、今の生活ではお金に困ることはないけど、貯めることはほとんどできていません。
そのせいで普段は意識していないけれど、お金に関する不安が心のどこかにあって安心して生活できてない部分もあるように感じます。

お金を持つことが色々な選択肢につながるという考えはもともと理解していましたが、
「選択肢を持ち続けるためにお金を墓場まで持っていく」という考え方はとても面白く、幸せに生活していくためのヒントになりそうだなと思いました。

本書には節約することの重要性や楽しさなども書かれているのですが、本書を読んでお金を貯めることの意義を理解してからは、ちょっとした節約や生活の工夫が楽しく感じられるようになりました。

今回は自分が特に印象的だったところ抜粋しましたが、質素で幸せな生活を送るためのヒントがたくさん書かれていてとてもためになるので、良かったら是非読んでみてください。

-自己紹介